お知らせ
菱田昌義弁護士が執筆した「2025年の主たる株主代表訴訟と制度趣旨再考」がビジネス法務(2025年12月号)に掲載されました。
菱田昌義弁護士が執筆した「2025年の主たる株主代表訴訟と制度趣旨再考」がビジネス法務(2025年12月号)に掲載されました。
著 者: 菱田昌義
出版社: 中央経済社
掲載誌: ビジネス法務(2025年12月号)
https://www.biz-book.jp/isbn/402512
発行年 : 2025年12月
概要:2025年も一定数の株主代表訴訟(会社法847条。以下「代表訴訟」ということがある)について、判決が言い渡され、あるいは新たな代表訴訟が提起された旨の報道がなされている。代表訴訟は, 2023年頃までと比して、①アクテイビストによる積極的な代表訴訟提起、②第三者委員会による調査後の代表訴訟への発展など、従前はあまりみられなかった新たな局面を迎えようとしている印象を受ける。本稿では、代表訴訟の制度趣旨を再考し留意すべき視点を示すとともに、本年の代表訴訟からみえてきた課題について若干の説明を加えることで、現時点において、企業が認識しておくべき代表訴訟の現状について明らかにする。