手塚 祥平Shohei Tezuka
パートナー神戸・東京・今治兼務
- 弁護士(兵庫県弁護士会所属)
- 海事補佐人
英国留学、外国法律事務所等での研修経験をもとに、海事案件、国際取引案件を中心に、企業法務案件、事業再生・倒産案件等も取り扱っています。海事案件では、T/C、B/L、MOA、SBC等の契約案件、海難事故、ファイナンス、訴訟・仲裁等、内外航を問わず、国内外のクライアントの広範なニーズに対応しています。国際取引案件とともに、英語による外国当事者・弁護士との紛争対応や契約交渉、案件に応じた諸外国の弁護士との連携など、グローバル市場で活躍する企業をサポートしています。
経歴
1978年 | 東京都出身 |
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2002年 | 慶應義塾大学法学部卒業・司法試験合格 |
2004年 | 司法修習修了(57期)、弁護士登録、東町法律事務所入所 |
2005年〜2007年 | 関西学院大学法学部非常勤講師 |
2008年 | 海事補佐人登録 |
2010年 | 海事法研究会(神戸)(日本海運集会所主催)幹事 |
2012年 | LLM International Commercial Law (University College London) ロンドンの海事法律事務所・P&Iクラブにて研修 |
2014年 | 香港のW.K. TO & Co 法律事務所(杜偉強律師事務所)にて研修(日本弁護士連合会と香港律師会のインターンシッププログラム) 神戸市アジア進出支援センター アドバイザー |
2016年 | 弁護士法人東町法律事務所パートナー弁護士 |
2016年~ | 兵庫県弁護士会 国際交流委員会副委員長 |
2018年~ | 日本弁護士連合会 外国弁護士及び国際法律業務委員会委員 |
2018年〜 | 日本弁護士連合会「中小企業の海外展開支援事業」担当弁護士 |
2020年 | 神戸大学大学院法学研究科非常勤講師 |
2020年 | 公益社団法人日本仲裁人協会関西支部 事務局次長 |
著作・論文
「日本海運集会所制定の標準書式」日本海法会海法会誌復刊第64号(通巻第93号)2021年 |
「英国法上の安全港の概念と船長責任~Ocean Victory号事件を題材として~」月報 Captain第442号 2018年 |
「商法(運送・海商関係)等の改正に関する要綱」が企業実務に与える影響-海商関係を中心に-」『旬刊商事法務』2099号2016年 |
「Judgment: Japanese court jurisdiction over its insolvency law issues despite London arbitration clause」英雑誌「Wave Length (JSE Bulletin No.61)」 |
『不定期船実務の基礎知識』(田村茂編著・共同監修協力)乾汽船株式会社2009年 |
セミナー・講演
「日本海運集会所制定の標準書式」日本海法学会(2019年9月) |
「判例等に見る荒天避難の判断・操船に関する船長の責任等について」某邦船社船長研究会(2018年3月) |
「定期傭船契約における傭船料支払義務がconditionではないとされた一審判決が二審でも指示された事例~~Spar Shipping AS v. Grand China Logistics Holding (Group) Co., Ltd [2016] 2 Lloyd’s Rep. 447 / [2015] 2 Lloyd’s Rep 407~~」商船三井田中ゼミナール(2018年2月) |
「Ship Arrest and Law Reform relating to Maritime Liens」ICMA XX (International Congress of Maritime Arbitrators), Copenhagen (2017年9月) |
「国際海事法入門」大阪弁護士会渉外実務研究会(2015年11月) |
「定期傭船契約における傭船料支払義務がconditionではないとされた事例(Spar Shipping事件)」忽那海事法研究会(2015年7月)、海事法研究会(神戸)(2015年9月) |
「シップファイナンスセミナー」某金融機関行内研修会(2015年7月) |
「傭船者の安全港指定義務違反ありとした一審判決が二審において覆された事例(Ocean Victory号事件)」商船三井永井ゼミナール(2015年2月)、海事法研究会(神戸)(2015年3月) |
「ロンドン仲裁(LMAA)について」外航オーナーズ協会(2014年3月) |
「貨物の積み付けに関する責任の帰属について(Eems Solar号事件)」商船三井永井ゼミナール(2013年10月) |
「船価以上、協定保険価額未満の修理費を要する損傷を理由とする定期傭船契約のFrustrationの可否(Kyla号事件)」忽那海事法研究会(2013年7月) |
「貨物のconditionに関するB/L上の記載について~基礎知識の整理及び近時の英国判例(Saga Explorer号事件)の検討~」海事法研究会(神戸)(2013年2月) |
「新書式内航運送契約書について」(田中庸介弁護士との共同報告)日本海法学会(2010年10月) |
その他、海外の海事法律事務所との共催セミナーにおける通訳も担当 |
主な担当海事関係事件
定期傭船契約・船舶管理契約その他の外航関連契約のドラフティング・助言 |
外航・内航定期傭船契約に関する交渉・仲裁案件(TOMAC仲裁、ロンドン仲裁等) |
シップファイナンス(新規・借換・条件変更・Mortgage作成等) |
船舶売買契約に関する諸案件(決済代理、交渉・仲裁等) |
海運関係会社の倒産手続申立・債権者としての手続参加 |
船舶所有者等責任制限事件(コンテナ船MOL COMFORT号沈没事故ほか) |
船舶衝突・火災・沈没事故等に関する諸案件(当局対応、損害賠償請求交渉・仲裁等) |
船舶差押に関する諸案件(本船解放交渉・仲裁等) |
船員の事故・船員による犯罪行為に関する諸案件(示談交渉・外航船船長等の支援等) |
船舶管理契約のドラフティング・紛争処理案件 |
内航定期傭船契約に関する交渉・仲裁案件(契約交渉過程・傭船料・解約をめぐるもの等) |
同族海運関係会社の株式の移転・取得交渉案件 |
所属団体等
神戸慶應倶楽部会員 |