第159回 不法行為に関する訴えについての国際裁判管轄 第75回コラムにてご紹介した国際裁判管轄に関する民事訴訟法の改正法(以下「法」といいます。)は,すでに,平成24年4月1日より施行されております。改正法により設けられた国際裁判管轄に関する規定には様々なものがありますが, […] 2014.06.05 執筆者:松宮 慎 不法行為国際裁判
第158回 日中両国における判決の相互承認・執行の可否 日中両国にまたがる商取引契約や合弁契約等に関して相談を受けている際に、よく取り上げられる問題点として、日中両国における判決の相互承認・執行の可否という点があります。 日本側当事者としては、できる限り日本国内の裁判所で中国 […] 2014.05.20 執筆者:麦 志明 中国法
第138回 中国国際経済貿易仲裁委員会(CIETAC)の分裂と実務への影響 日中間の当事者における渉外契約(以下「日中渉外契約」といいます。)においては,日本の裁判所の判決は中国国内で執行できず,また,中国の法院(裁判所)の判決は日本国内で執行できない等の理由から,その紛争解決方法としては,仲裁 […] 2013.08.23 執筆者:麦 志明 中国法国際仲裁
第129回 仲裁手続が公序に反するとして、仲裁決定が取り消された事例 事案の概要 日本における特許(以下「本件特許」)を有する米国法人(以下「X」)は、本件特許を利用した製品を日本国内で製造・販売に関して日本法人(以下「Y」)と合弁事業を行っていました。 上記合弁事業について、XとYとの間 […] 2013.05.08 執筆者:麦 志明 国際仲裁
第75回 国際裁判管轄 先日,近時の韓流ブームや円高ウォン安等の影響等で,韓国への旅行者数が過去最高になる見込みとのニュースがありました。東方神起やKARAなどのK-POPもすっかり定着した感がありますし,若者を中心に以前よりも韓国が身近になっ […] 2011.11.10 執筆者:松宮 慎 国際裁判
発効1年を迎えたCISG(ウィーン売買条約) 国際物品売買契約に関する国連条約(United Nations Convention on Contracts for the International Sale of Goods (CISG))、ウィーン売買条約(V […] 2010.08.09 執筆者:西川 精一 CISG契約法
第23回 仲裁による紛争解決 仲裁とは いわゆる「仲裁」というと,「喧嘩を仲裁する」,「仲裁を買って出る」というように,対立する者の間に入って仲直りをさせるという意味で用いられますが,法律用語としての仲裁(arbitration)とは,ある紛争の処理 […] 2010.03.11 執筆者:松宮 慎 国際仲裁
第13回 イギリスに最高裁判所ができました。 2009年10月1日,イギリスに最高裁判所(The Supreme Court)が設置されました。 このことだけ聞くと,「イギリスにはこれまで最高裁がなかったのか?」という疑問も生じかねませんが,600年以上前から,第三 […] 2009.11.24 執筆者:手塚 祥平 司法制度