第182回 2012年の中国国際経済貿易仲裁委員会(CIETAC)の分裂に関連する管轄権争いの終焉 〜最高人民法院による2015年7月15日付司法解釈 第138回のコラムでも紹介させていただきましたが、2012年ころにおける中国国際経済貿易仲裁委員会(CIETAC)の分裂(以下「本件分裂」といいます。)は、中国国内の渉外仲裁実務に与えた影響が大きいことから、日本国内にお […] 2015.12.14 執筆者:麦 志明 中国法国際仲裁
第138回 中国国際経済貿易仲裁委員会(CIETAC)の分裂と実務への影響 日中間の当事者における渉外契約(以下「日中渉外契約」といいます。)においては,日本の裁判所の判決は中国国内で執行できず,また,中国の法院(裁判所)の判決は日本国内で執行できない等の理由から,その紛争解決方法としては,仲裁 […] 2013.08.23 執筆者:麦 志明 中国法国際仲裁
第129回 仲裁手続が公序に反するとして、仲裁決定が取り消された事例 事案の概要 日本における特許(以下「本件特許」)を有する米国法人(以下「X」)は、本件特許を利用した製品を日本国内で製造・販売に関して日本法人(以下「Y」)と合弁事業を行っていました。 上記合弁事業について、XとYとの間 […] 2013.05.08 執筆者:麦 志明 国際仲裁
第23回 仲裁による紛争解決 仲裁とは いわゆる「仲裁」というと,「喧嘩を仲裁する」,「仲裁を買って出る」というように,対立する者の間に入って仲直りをさせるという意味で用いられますが,法律用語としての仲裁(arbitration)とは,ある紛争の処理 […] 2010.03.11 執筆者:松宮 慎 国際仲裁