コラム

労働組合法上の労働者性についての判例紹介

はじめに 昨年4月12日、最高裁は、業務委託者が労働組合を結成し使用者に対して団体交渉を求めたにもかかわらず使用者がこれを拒否した場合に、労働組合法(以下「労組法」といいます)7条が規定する不当労働行為(具体的には、同条 […]
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第83回 人身保護請求とオセロ中島さん

最近,賃料滞納,占い師さんとの同居,などと報道され,話題に登っているオセロ中島さんの事件で人身保護請求が話題になっていますので,そのあたりを少しお話ししてみたいと思います。 人身保護請求とは,本来法律上正当な手続によらな […]
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第82回 捨印の効力

アパートの借家契約書から携帯電話の加入申込み,はたまた学校の授業料の引落しに至るまで,提出書類に印鑑を押す場合に,欄外に捨印(すていん)を押すことが要求されることがあります。もともと捨印というのは,記載内容に訂正箇所があ […]
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これだけは知っておきたいインサイダー取引

最近、経済産業省の元審議官に対するインサイダー取引疑惑が紙面を賑わせています。皆さんは、インサイダー取引と聞くと何を思い浮かべますか。上場会社の取締役や霞が関のお偉いさんがやるもので自分は関係ない、そう思ってはいませんか […]
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第81回 企業の危機対応と弁護士が提供できる専門的サービス

私は,昨年11月30日,日本CSR普及協会の2011年度第2回研修セミナーにおいて,「食品事故ケースにみる危機管理の実務〜会社の対応のポイントと弁護士が支援できること〜」というテーマで,竹内朗弁護士,株式会社マコル代表コ […]
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第79回 新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。 平素は,当事務所に格別のご高配を賜り,厚くお礼申しあげます。 さて,当事務所は,昨年は,法人化後2年目の年として,年初に渡邉一弘・平良夏紀・村尾卓哉の3弁護士を迎え入れ,神戸事務所1 […]
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第80回 会社法上の内部統制の基本方針と財務報告に係る内部統制

企業法務,特に内部統制やコーポレートガバナンスに多少なりとも携わる弁護士として,昨年,興味を惹かれた不祥事事案の中に,九州電力のやらせメール事件,大王製紙の元会長への巨額融資事件などとともに,(現在進行形ですが)オリンパ […]
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従業員の企業外での犯罪行為と懲戒

会社等の企業の従業員(労働者)が企業外で犯罪行為を行った場合の懲戒処分が問題となるケースがあります。 懲戒権の法的根拠使用者の懲戒権の法的根拠には、古くからの議論がありますが、判例は、企業は、企業秩序を定立し維持する権限 […]
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第77回 ピンク・レディー de ダイエット…思い届かず。

アイドルやスポーツ選手等の著名人の写真は,ファンからすると非常に興味をそそられるものですので,コンサート会場などで,写真付きのうちわ,キーホルダー,ストラップやパンフレット等のグッズが販売されており,人気のあるアイドルの […]
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民事再生と会社分割

はじめに 近時、濫用的会社分割について、裁判所から厳しい判断が相次いでおり(福岡地裁平成22年1月14日、東京地裁平成22年5月27日、その控訴審である東京高裁平成22年10月27日等)、債権者に何らの説明もなく、また、 […]
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