第160回 「その他一切の…」条項と "ejusdem generis rule" 売買基本契約,定期傭船契約などの事業者間契約においては,損害賠償条項,オフ・ハイヤー条項などに,以下のように,具体例がいくつか続いた後に「その他一切の…」というような文言が用いられることが少なくありません。 […] 2014.06.11 執筆者:手塚 祥平 契約法
第159回 不法行為に関する訴えについての国際裁判管轄 第75回コラムにてご紹介した国際裁判管轄に関する民事訴訟法の改正法(以下「法」といいます。)は,すでに,平成24年4月1日より施行されております。改正法により設けられた国際裁判管轄に関する規定には様々なものがありますが, […] 2014.06.05 執筆者:松宮 慎 不法行為国際裁判
第158回 日中両国における判決の相互承認・執行の可否 日中両国にまたがる商取引契約や合弁契約等に関して相談を受けている際に、よく取り上げられる問題点として、日中両国における判決の相互承認・執行の可否という点があります。 日本側当事者としては、できる限り日本国内の裁判所で中国 […] 2014.05.20 執筆者:麦 志明 中国法
第156回 企業の優先株等の処理が加速−経営改善に目途立てる− はじめに 最近,新聞では,企業が,景気が良くなってきたのを背景として,以前発行していた優先株を処理する動きが目だってきたと報じられています。そこで,今回は,優先株とは何か,何故優先株を発行したのか,又今回何故処理するのか […] 2014.04.09 執筆者:幸寺 覚 優先株
第155回 使用者に要求される健康配慮義務の程度 はじめに 労働契約法5条には,「使用者は,労働契約に伴い,労働者がその生命,身体等の安全を確保しつつ労働することができるよう,必要な配慮をするものとする。」と定められており,この条文は,いわゆる「安全配慮義務」を定めたも […] 2014.04.01 執筆者:名倉 大貴
第154回 いじめ問題への法的対応 はじめに 最近,学校におけるいじめが大きな社会問題として取り上げられています。どんな痛ましい事件が起こっても,いじめ問題がなくなることはありません。そこで,今回は,いじめに対して,どのような法的手段を取りうるかをご説明し […] 2014.03.11 執筆者:村尾 卓哉 いじめ学校
第151回 新たな局面を迎える『反社会的勢力への対応』 はじめに(「反社会的勢力への対応」を巡るこれまでの動向) 暴力団をはじめとする「反社会的勢力」に対する企業の対応については、以前は、「不当要求」に対する対応が主な問題点でしたが、(1)平成19年に政府が出した「企業が反社 […] 2014.02.25 執筆者:虎頭 信宏 反社会的勢力
第152回 子会社リスクの管理における悩みと実務対応 私は,本年1月29日,日本CSR普及協会の2013年度第3回研修セミナーにおいて,「グループ内部統制に関する諸問題と実務対応〜子会社リスクの管理における実務上の悩みに応える〜」というテーマで,渡辺久弁護士をコーディネータ […] 2014.02.25 執筆者:上谷 佳宏
第150回 民事再生手続における各種保全制度 はじめに 民事再生手続開始の申立てを行った後,1週間〜数週間程度を経過した後に,裁判所より民事再生手続開始決定が出されることで,原則として,再生債権に基づく強制執行,仮差押え,仮処分等の手続が中止し(民事再生法〔以下,単 […] 2014.02.04 執筆者:山下 和哉
第148回 宴会でのセクハラにご用心! さて,今月は新年会,また,来月〜4月頃までは,送別会,壮行会,歓迎会,お花見等々と,宴会に出席する機会が多くなる時期です。そこで,宴会の席でぜひともご注意頂きたいセクハラについて取り上げたいと思います。 昨年末,第88回 […] 2014.01.14 執筆者:今井 陽子 セクハラ飲酒