コラム

第69回 優越的地位の濫用−課徴金納付命令−

公正取引委員会(以下「公取委」といいます。)は,平成23年6月22日,中国地方・近畿地方を中心に総合スーパーを展開する株式会社山陽マルナカ(以下「山陽マルナカ」といいます。)に対し,独占禁止法違反(優越的地位の濫用)で排 […]
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DV保護命令の概要

はじめに かつては、「DV」と聞いても、その意味を理解される方はさほど多くはなかったと思いますが、今日では、「DV(ドメスティック・バイオレンス)」とは、親密な関係における一方パートナーから他方パートナーに対する暴力のこ […]
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第68回 成年後見

かつて,財産管理等についての判断能力の不十分な成年者を保護するための制度としては,禁治産,準禁治産の2つの類型が民法上定められており,禁治産は,心神喪失の常況にある者(自己の財産を管理・処分することができない程度に判断能 […]
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債権者による破産申立

債権者による破産申立も可能 一般に、破産(民事再生や会社更生も同様ですが、破産を前提に話しをすすめてまいります。)の申立と聞くと、債務者、すなわち、借入金を借り入れている本人が、弁護士等の代理により、裁判所に申し立てるこ […]
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第67回 刑事裁判手続への被害者の関与

刑事裁判といえば,左側に検察官,中央に裁判官,右側に被告人と弁護人,というテレビでもおなじみの光景が目に浮かぶ方が多いと思います。平成21年からは裁判員制度が始まりましたので,中央には裁判官と裁判員がずらりと並ぶ,という […]
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自賠責保険における高次脳機能障害の認定について

交通事故による被害者の後遺障害に「高次脳機能障害」という障害があります。 この障害は、自動車事故により脳が損傷され、一定期間以上、意識が障害された場合に発生し、その症状として、認知障害(新しいことを覚えられない、気が散り […]
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第66回 ボストンでの研修を終えて

7月11日から22日までの約2週間,米国ボストンにて,弊所と友好関係にある法律事務所主催の短期のセミナーを受けて来ましたので,その内容と感想を簡単にご報告いたします。 今回私が受講したのは,米国におけるIP実務に関するセ […]
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第65回 民事法律扶助制度の現状 —震災でも多いに活用できる—

私は,現在日本司法支援センター兵庫地方事務所(法テラス)の扶助審査委員長をしており,多くの民事法律扶助事件に接する機会がありますが,ここ20年で民事法律扶助も大きく変わってきましたので,そのあたりの現状をお話し,今後も活 […]
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踊る阿呆の法的性質

夏の足音が聞こえてくる季節になりました。 私は、修習時代の1年間を徳島で過ごしたのですが、徳島では夏の足音というのはたとえではなく、はっきりと聞こえるんです。そう、阿波踊りの鳴り物の音と威勢のいい掛け声です。街中で徳島の […]
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第63回 「上海交通大学法学院・キャスト・東町—グローバル企業法務シリーズ講座」最終講義

当事務所は,弁護士法人キャストと共同で,中国の上海交通大学法学院において,「上海交通大学法学院・キャスト・東町—グローバル企業法務シリーズ講座」を寄付講座として開設することに協力し,世界的に著名な日本企業の法務責任者や国 […]
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