登記留保と倒産法との関係 登記留保とは金融機関の方などは聞き慣れた言葉かもしれませんが、今回は、「登記留保」と倒産法との関係を述べたいと思います。 登記留保といっても、法令に定義規定があるわけではありません。具体的な例に則していえば、抵当権設定契 […] 2010.11.12 執筆者:小野 法隆
第43回 日本海法学会報告 去る2010年10月9日,田中庸介弁護士とともに,札幌の北海学園大学にて開催された,第60回日本海法学会に出席し,社団法人日本海運集会所により2007年12月に制定された内航運送基本契約書(以下「本書式」といいます。具体 […] 2010.11.12 執筆者:手塚 祥平 研修報告
取引的不法行為と会社の責任 会社の営業マンが社用車で外回りの最中に交通事故を起こした場合など,会社の従業員が会社の事業執行中に不法行為を行った場合に,会社が民法715条により不法行為に基づく損害賠償責任(使用者責任)を負うことは,良くご存じのことと […] 2010.11.02 執筆者:福元 隆久 不法行為
第42回 メール誤送信と免責文言 メールによる情報漏洩といえば,その最大の原因は「誤送信」と言われていますが,皆様はどのような対策をしておられますか。私は,メール本文が数行なのに,その後の署名に続き,さらに10行程度の免責文言がずらずらと並ぶメールをいた […] 2010.11.02 執筆者:西川 精一 ITメール
これから裁判員になる可能性のある皆さんへ 先日、裁判員裁判を経験しましたので、そのご報告を兼ねて、今後皆さんが裁判員に選任されるときの心構え等をお話したいと思います。 まず、皆さんが、裁判員に選ばれる可能性が現実な話になるのは、裁判所に出頭する年の前年の秋ころま […] 2010.10.25 執筆者:幸寺 覚 裁判員
第41回 アイドルと有価証券 手形,小切手,電車の定期券等の有価証券の記載を改ざんする行為が犯罪になることは誰でも知っていることでしょう。有価証券は,経済社会において,通貨と同様,極めて重要な役割を果たしていることから,これらを偽造する行為は,有価証 […] 2010.10.25 執筆者:松宮 慎
トレードマーク 今年惜しくもリーグ優勝を逃した阪神タイガースのトレードマークと言えば、縦じまのユニフォームと一糸乱れぬ応援風景ですが、「トレードマーク」の本当の意味は「商標」です。商品の出所(生産者・販売者など)を顧客に認識させるための […] 2010.10.12 執筆者:木下 卓男
「コンプライアンス」とは何か 先日、ある顧問先様において、コンプライアンスに関するセミナーの講師を担当させていただきました。 その際、セミナーの導入部分として、「コンプライアンスとは何か」というコンプライアンスの意義について、パロマガス湯沸器一酸化炭 […] 2010.10.01 執筆者:虎頭 信宏 コンプライアンス
第39回 内部通報制度を効果的に運用するための研修 内閣府国民生活局は,平成17年7月19日,公益通報者保護法(平成18年4月1日施行)を踏まえて,事業者のコンプライアンス経営への取り組みを強化するために,労働者からの法令違反等に関する通報を事業者内において適切に処理する […] 2010.10.01 執筆者:上谷 佳宏
第38回 裁判員裁判を経験して 先日,有名人を被告人とする初の裁判員裁判の公判があり,17日に判決が下されました。判決は,被害者の救命可能性の存否につき,専門家である医師の見解も分かれたことから,この点について疑問の余地なく立証されたとはいえないとして […] 2010.09.22 執筆者:木下 雅之