第29回 パブリシティ権 パブリシティ権とは何か パブリシティ権とは,芸能人やスポーツ選手などの肖像等を保護する権利のことです。 パブリシティ権と混同されがちな権利として,肖像権がありますが,肖像権は,自分の肖像を許諾なく利用されない権利であり, […] 2010.05.24 執筆者:松宮 慎
パワハラへの対応 よく問題にはなりますが、パワハラ(パワーハラスメント)は法律用語ではありません。明確な定義もありません。アカハラやボスハラも同様です。一般的には、会社等で権力や地位を利用した嫌がらせという意味で用いられます。単なる職場環 […] 2010.04.27 執筆者:芳田 栄二
第27回 暴力団排除条項 近時,銀行等の各種預金規程に,いわゆる「暴力団排除条項」を導入する例が多く見られます(「暴力団排除条項」をキーワードで検索してみるとよくわかります。)。 また,当事務所がリーガルチェックの依頼を受ける一般企業間の取引基 […] 2010.04.27 執筆者:虎頭 信宏 反社会的勢力
三者間相殺契約 三者間相殺契約とは三者間相殺契約(三者相殺)とは、例えば、以下のような事例において、甲乙丙間で、B債権が差押えられた等の場合に、A債権とB債権とを『相殺』することを予め合意しておき、実際に差押え等がなされたときに、当然に […] 2010.04.14 執筆者:小野 法隆
第26回 海事法研究会(神戸)について 去る4月3日,オーストラリア・グレートバリアリーフの近海で,石炭運搬船が座礁する事故が発生しました。現在,この船舶に燃料として積載された重油の大量流出が懸念されています。 報道によりますと,まだ,流出した重油はごくわずか […] 2010.04.14 執筆者:手塚 祥平
第25回 症状固定? 皆さんは「症状固定」という言葉を聞いたことがありますでしょうか?「症状固定」は交通事故の人身事故の場合に良く使われる言葉です。字面を見ると「症状」が「固定」するということですが,日本語として意味をなさず,何のことやらさっ […] 2010.04.05 執筆者:福元 隆久 交通事故
1年を迎える裁判員裁判 平成21年5月に裁判員裁判が始まり、まもなく1年を迎えようとしています。開始当初のマスコミの熱はすっかりどこかへ行ってしまいましたが、兵庫県内で裁判員候補者名簿に登載される確率は約1/400、呼出状により裁判所に呼び出さ […] 2010.04.05 執筆者:西川 精一 裁判員
労働者派遣契約の中途解除と派遣先の留意点 はじめに 企業が他の企業から労働者を受け入れて就労させる形態としては、業務請負、労働者派遣、出向などがあります。業務請負は、労働者の指揮命令を含めすべて他企業に丸投げする点に特徴があり、他方、労働者派遣は受入企業(派遣先 […] 2010.03.24 執筆者:木下 雅之
第24回 交通事故における3つの責任 あなたが,自動車を運転していて,前方不注意等の過失により,交差点等で歩行者と接触し,怪我をさせてしまった場合,あなたは,どんな責任を負うのでしょう。 まず,あなたは,自動車運転過失致傷罪という犯罪を犯したことになり,警察 […] 2010.03.24 執筆者:幸寺 覚 交通事故
ヒヤリハット対策 最近、企業の危機管理の講習会などでよく聞かれる「ヒヤリハット」というのは、文字どおり「ヒヤリとした」あるいは「ハッとした」ということで、重大な事故には至っていないものの、一歩間違ったら重大事故につながっていたというような […] 2010.03.11 執筆者:木下 卓男