反対尋問で勝訴を勝ち取る醍醐味 裁判では、書面、いわゆる書証が重要な役割を担っており、証明する証拠として書面があれば、かなり有利に、すなわち勝訴に結びつきます。しかし、自分に有利な重要な書面がないことがしばしばあり、そのような場合は証人尋問の結果の行方 […] 2010.01.18 執筆者:幸寺 覚
第18回 裁判外紛争解決手続(ADR)について 裁判外紛争解決手続(ADR)とは 最近,報道等において,事業再生ADRという言葉をよく耳にします。 ADRとは,Alternative Dispute Resolutionの略で,「裁判外紛争解決手続」と訳されます。その […] 2010.01.18 執筆者:木下 雅之 司法制度
第17回 新年のご挨拶 新年明けましておめでとうございます。 平素は,当事務所に格別のご高配を賜り,厚くお礼申しあげます。 さて,昨年,当事務所は,2月に,事務処理の効率化と情報管理の厳格化を図るため,事務所を1.5倍に拡張したうえ,執務室を9 […] 2010.01.07 執筆者:上谷 佳宏 挨拶
第16回 バンドと法律 いよいよ今年も残りわずかとなりました。年末,大晦日のイベントといえば,毎年恒例のNHK紅白歌合戦ですね。生活の多様化,裏番組の充実等が原因で,ここ数年は視聴率が低迷しているようですが,今年は,28年ぶりに活動を再開した日 […] 2009.12.25 執筆者:松宮 慎 組合音楽
第15回 ワーク・ライフ・バランスの中身 数年前から「ワーク・ライフ・バランス」という言葉をよく見聞きします。直訳すれば,「仕事と生活の調和」ということですが,この言葉を見聞きするたびに,実にさまざまな文脈で使われているため,わかったようなわからないような気持ち […] 2009.12.14 執筆者:名倉 大貴
動産売買先取特権の物上代位に基づく債権差押 「動産売買先取特権の物上代位に基づく債権差押」とは、或るメーカーAが、商社Bに「甲」という商品を売却し、Bが、当該商品「甲」をCに転売するという事案において、Bが破産手続等に入った場合、動産売買の先取特権(民法第311条 […] 2009.12.04 執筆者:小野 法隆 債権回収
独占禁止法の改正 改正独占禁止法が、平成22年1月1日に施行されることとなりました(本年6月に成立)。今回の改正は、(1)課徴金の適用対象の拡大、(2)不当な取引制限等の罪に対する懲役刑の引上げ、(3)企業結合規制の見直し等で、独占禁止法 […] 2009.11.24 執筆者:芳田 栄二 独占禁止法
第13回 イギリスに最高裁判所ができました。 2009年10月1日,イギリスに最高裁判所(The Supreme Court)が設置されました。 このことだけ聞くと,「イギリスにはこれまで最高裁がなかったのか?」という疑問も生じかねませんが,600年以上前から,第三 […] 2009.11.24 執筆者:手塚 祥平 司法制度
第12回 許せない刑事裁判 すでに高等裁判所の控訴審判決が確定し,被告人は,10年という長い懲役刑に服することになってしまいました。我々弁護人3人も被告人の無実を信じ,約3年に渡って弁護活動に専念してきただけに,この結果は辛く,重いものとなりました […] 2009.11.12 執筆者:幸寺 覚 刑事裁判の控訴審
キリンとサントリーの経営統合?!〜企業結合と独占禁止法〜 はじめに 2009年7月13日、キリンHDとサントリーHDが経営統合の交渉を進めているとの各種報道がなされたことは、記憶にも新しいことと思います。 仮に経営統合が実現すれば、国内ビール市場ではシェア約5割、飲料については […] 2009.11.02 執筆者:木下 雅之 独占禁止法