後遺障害による逸失利益の定期金賠償を認めた最高裁判例について ―最高裁令和2年7月9日判決― 1 はじめに 最高裁判所は,令和2年7月9日に,後遺障害による逸失利益を,定期金賠償の対象とできるかが争われていた裁判において,これを認める判断を示しました(以下「本判決」といいます。)。今回のコラムでは,本判決を紹介す […] 2020.07.30 執筆者:羽柴 研吾佐々木 達耶 交通事故定期金後遺障害逸失利益
医療機関の新型コロナウイルス対応 ~医療従事者の配置転換における留意点を中心に~ A病院の事例 A病院では、今後、新型コロナウイルス感染症患者、疑似症患者及び無症状病原体保有者(以下「コロナウイルス患者等」といいます。)の受入れに際して、次の事項を検討しており、現在、当該部署を担当する職員をリストアッ […] 2020.05.25 執筆者:三瀬 崇史 コロナヘルスケア配置転換
時差に要注意! 日本とオーストラリアの間を移動する際のメリットの一つとして、時差がほとんどないことが挙げられます。もちろん、長時間のフライトで,目的地の季節も逆ですが、時差ボケの心配がありません。このメリットはビジネスの場面でも当てはま […] 2020.03.29 執筆者:ピーター・キャシディー 国際法務
事業承継時に焦点を当てた経営者保証GL特則について 会社が金融機関から借入れをする場合、債務者は会社ですが、特に中小の企業においては、代表者など経営者個人も連帯保証人となることが通例となっており、心理的・経済的に負担となっていました。 このような経営者保証を提供せず、融資 […] 2019.12.25 執筆者:西川 精一 事業承継経営者保証GL経営者保証ガイドライン
緩和ケアと安楽死の間 終末期医療の現場では、医師が患者の苦痛を取り除くための緩和ケアを行おうとする際、家族から「それは安楽死ではないのか?」という疑問が呈されることがあります。 もともと安楽死というのは、患者に致死量の薬剤を投与するなど […] 2019.12.11 執筆者:三瀬 崇史 ヘルスケア緩和ケア
一つのインスタ映えで職を失う?ワールドカップも失う? 待ちに待った大イベントがついに開会しました!世界中のラグビーファンは,7週間にわたって,ラグビーワールドカップ2019日本大会から目が離せません。日本代表のブレイブブロッサムズとオーストラリア代表のワラビーズが共に好発進 […] 2019.10.16 執筆者:ピーター・キャシディー SNSインスタグラムオーストラリアツイッターラグビー
ICC(国際商業会議所)の新しいインコタームズ2020の概要~2020年1月1日から発効~ 1 Incoterms 2020 の公表 2019年9月10日、ICC(国際商業会議所)は、国際貿易取引の基本的な取引条件を定めたインコタームズ(Incoterms)を10年ぶりに改定したインコタームズ2020を発表しま […] 2019.09.20 執筆者:ピーター・キャシディー incotermsインコタームズ
オーストラリアの現代奴隷法 オーストラリアの「現代奴隷法」は、現在、国際社会が注目しているテーマの一つです。 イギリス、米国、欧州諸国に続き、オーストラリアの連邦議会は、昨年末に、 “Modern Slavery Act 2018 (C […] 2019.06.17 執筆者:ピーター・キャシディー
消費税転嫁対策特別措置法に関するガイドラインの改正と留意点 1 はじめに 平成の時代が終わり,ついに令和の幕開けです。本年,すなわち令和元年10月1日より,8%から10%への消費税率引上げが予定されています。平成26年以来の増税です。 平成26年の5%から8%への消費税率引 […] 2019.05.10 執筆者:艸場 傑 消費税
配偶者の不倫相手に対する損害賠償請求―最高裁判所平成31年2月19日判決― 1 はじめに 平成31年2月19日、最高裁判所第三小法廷において、離婚時の精神的苦痛に対する慰謝料を、別れた配偶者の不倫相手には請求できないとの判決(以下「平成31年2月19日判決」といいます。)が言い渡されました。この […] 2019.04.10 執筆者:佐々木 達耶